50歳までに一度も結婚しない人の割合を表す「生涯未婚率」が上昇し続けて、
最新の2015年は男性が23.4%、女性が14.1%という結果が発表されました。
1980年と比べて男性の未婚者の割合は約10倍、女性が3倍に増えている計算です!
また、男性だけ突出して上昇している理由は「再婚」が背景にあります。
15年に結婚に占める再婚の割合は27%まで高まり、再婚数は男性が女性を1万8千件ほど上回っています。
初婚の女性と再婚する男性が増えた一方で、一度も結婚しない男性の割合が高まっていることが
生涯未婚率の男女格差となって表れています。
歳を重ねてからの生活で男性は女性よりも孤立しがちと言われています。
また、家族の支えがないといざという時に福祉に頼ることになってくると思いますが、
これから増え続ける高齢者に対する施設の態勢が十分でないこともまた事実です。
「結婚しなくても幸せになれる時代」ではありますが、
結婚に対して行動してみるキッカケにしてみてはいかがでしょうか。